虹を描く

今回は虹にチャレンジ。
虹なんて簡単!…?

まず「虹」を描く順序。
好きな色を5色選んでください。
白も、黒もOK!あなたの好きな色を5色ね。
何でその色なの !?は関係なし。
重なる色の順序がとても大事。

さぁ、準備が整ったら重ねてみよう!
あれぇ、どうやって虹のアーチにするの?
って、行き詰まりました。

そのままでは平らな場所に砂が重なるだけできれいな虹になりません。
どうしたらいいでしょうか?

簡単そうで割とむつかしい…。のが、「虹」です。
何が難しいの?
まず虹を作る場合、虹に使う砂を5色選びます。
「?…、何で5色なの?」
「虹は7色だよ!」って、お子様に言われます。

でもでも、5色しか使いません。と言うより、5色が限界に近い?
色を重ねていきますと崖崩れみたいに、グラスの中央に砂が流れてしまいます。
その限界が5色ですね。砂の粒子にもよりますが、5色以上の積み重ねはとても難しくなるということです。

まず、虹の土台になる山を作ります。
その山に沿って好きな色を重ねていくわけです。
砂の厚みが大事。砂を落とすとき砂の量が少なすぎると一番下の色は、砂の重みで消えてしまいます。砂の量が多すぎると不細工な虹になります。
適量の砂を落とすことが虹を描くポイントになります。

つかみ所のない説明で…。

雲を描く

今回は、グラスサンドアートで最も難しい「雲」の描き方です。

簡単そうな「雲」。左上の写真のような「きんとん雲(悟空が乗っているような)」は、割と簡単に描けます。
ところが右上の写真のような「入道雲」は難易度マックスです。
体験教室で一番リクエストの多いのが、「入道雲を描きたい。」です。
沖縄の夏を描くのには欠かせないですね。
でもね…、「無理!」。

指先の感覚はとても繊細に。絵を描く数時間前は重たいものを持ちたくないですね。「雲」を描く道具は、ピアノ線の細いもの。砂の抵抗に負けて、「しなる、そして砂をはじく」感じの細さがいいですね。

「雲」を描くには、大胆に、そして繊細にピアノ線で砂を動かすことで、雲のふんわり、もこもこ感をだします。思うような形になるまで何度も、何度も砂を動かします。でも、それもほどほどに…。(触りすぎるほどに崩れていくから。)
「砂の一粒」が形を変化させてしまいます。

初心者に教えるとき、毎日4,5時間、3週間程「入道雲」だけの練習をします。
それで、どうにか使えるような雲が描けます。
それでも満足のいく雲ではありません。
私にとって、「雲」は絵を描く中で、いちばん楽しくて、難しくて、永遠のテーマーです。

描きたいものを描けない!

いざグラスサンドアートを始めたけど、平面に描く絵模様のように自由に描くことが出来ない。
それもそのはず、さらさらの砂を容器の内壁に沿って、糊も使わず積み重ねて描くわけだから、上手く描けないのは当たり前ですよね。

だから、面白くない? 面白い? 

グラスサンドアートは、考えることから始まります。
勿論、どんなアートも考えることから始めるんだけれど…。
その考えることの一歩踏み込んだ考えることからなんです。

例えば、「水平線の向こうに島が見え、椰子の木があり、夕日が島影に沈む」、こんな風景を描きたい。
画用紙にクレヨンで、色鉛筆で、絵の具で描くにはそれほど難しいことではないかもしれません。

でも、この作品をグラスサンドアートで描くには、難しい箇所が2カ所あります。
???

砂は一カ所に落とすと山が出来ます。だから島を描くことはそれほど難しいことではありませんよね。海の模様も砂を色違いに重ねていくと模様になります。空の夕焼け模様も砂の積み重ねです。それほど難しいことではありません。

それでは太陽の丸はどうでしょう? 椰子の木の縦の線はどうでしょう?
どのようにして太陽の「丸」を作りますか? 「椰子の木」の縦の線は?
難しいですね! 考えますね~。

砂は一カ所に落とすと山になります。△ですよね。
丸くはなってくれません。そこで初めて道具に頼るわけです。考えるわけです。
椰子の木も同様、考えないと縦の線は生まれません。

グラスサンドアートに使用する道具の中に、「竹串」がありましたね。
この竹串がとても重要な役割を果たします。作品作りの要は「竹串」なのです。
下の動画をご覧いただけたら「竹串」の使い方をご理解できるかと思います。

容器について

”グラスサンドアート” に使う容器は?
まず、「透明であること」。
ガラス製? プラスティック? 
私は、「ガラス」の容器が望ましく思います。

理由は、「容器に強く圧を加えたとき変形しないこと」です。
完成した作品を持ち運びするとき、容器を強く掴むことで、容器がいびつに変化すると中の砂が動いて絵模様が変化してしまいます。

下の写真は、私が作品作りに使用する容器です。
1) ロックグラスは壁が直線に切り立っているので絵模様が作りやすいです。
2) ワイングラスは壁が先細になるので、砂の積み重ねに少し工夫が必要です。
3) バイアル瓶は口が小さい為道具に工夫が必要で、最小限の動きで絵模様を描きます。
4) フラワーベース円筒は高さがあります。道具の工夫など、技術を要します。
5) ガラス花器ボール型は、容器のカーブがきつく、底の部分、上部は絵模様を作りにくいです。

素敵な形の容器を見つけたら創作のイメージが沸いてきますよね。
あなたのイメージを大事にして作品作りに励んで欲しいです。

必要な道具は…。

グラスサンドアートを始めましょう!
道具はどこで購入するの?
通販で販売している???

中々見つからないですよね~。
やっと興味が出てきたのに…、「やめようか?!」

ちょっと待って!
諦めないでください。

グラスサンドアートの道具は、身の回りにあるキッチン用品で間に合うのですよ!
プラスチックのスプーン、カレースプーン、ティースプーン、マドラー、竹串、絵筆、等など…。
大工さんや他の職人さんも自分で使う道具は、使いやすいように工夫するでしょ?
グラスサンドアートも同じです。
スプーンを自分で使いやすいように曲げたり、丸い部分を細く叩き潰したり…。

ギターの弦だって使います。
1~6弦、太さの違う弦がとても役に立ちます。

グラスサンドアートを作りたい容器(グラスやボトル)には、どの大きさのスプーンが使いやすいのか色々工夫してみてください。
私は、お味噌汁用の「お玉」を使ったこともあります。

グラスサンドアートは考えて、楽しむことが大事です。あなたの作品作りを楽しんでください。

カラーサンドについて

前回、グラスサンドアートを楽しむために「必要な材料、道具」についてお話しました。今回は、その材料の「カラーサンド」について詳しくお話しいたします。

私の使っているグラスサンドアート用の砂は、白い石を粒子を指定して砕いた砂を使っています。砂の粒子は、約0.5~0.7mmと約0.1~0.3mmの2種類準備しています。その他に、ビーチの砂、赤茶色の畑の砂、黒い砂鉄など天然の砂が加わります。

沖縄のビーチの砂は、コーラルサンドでサンゴが砕けたものです。ビーチよって、オフホワイト、黄土色、薄いグレーなど、3~4色ほど、そして砂の粒子を選んで採取します。

沖縄の畑は粘土質の赤茶色の土が多く、これを使用できない方試みましたが乾燥させると粒子が小さすぎて(チョークの粉)使い物にならず、白い砂を染色するのに使用しています。

グラスサンドアートに使用する砂は、粒子がとても大事です。
粒が大きすぎる(0.5mm以上)と、カラーサンドの重なりの線がきれいに出ないため、絵を描くのに不向きになります。そのため0.5mm以下の粒子をつかっています。

私は約70色のカラーサンドを使っています。
絵の具のように、色を混ぜて新しい色を作れないので、同系色の色が微妙に違えて染色するからどうしても種類が増えてしまいます。

自分のイメージに合った色を、自分で染色しています。作品が完成してから砂を固めてしまうため、特殊な接着剤を混入させて染色するから自分で染色するしかないですね。
この染色が一番やっかいな作業で1色染めて乾燥させるまで3日程かかります。そのため、砂の使い方は無駄が出ないように節約しています。

海外のSandBottle(グラスサンドアート)の作家さんたちは、レインボーマウンテンと呼ばれるカラフルな色の山、岩がある地域に集中しています。それは、酸化鉄化合物から作られる色のついた天然の鉱石(砂)が身近で手に入るからなのです。うらやましいですね!

きょうは、グラスサンドアートに使うカラーサンドのお話でした。

道具と材料

猛烈に強い台風9号が接近中。
久しぶりの猛烈な台風に朝からそわそわ…。

グラスサンドアートをはじめるには何が必要?
① 「カラーサンド」
  砂の粒子が色々あります。
  粒子の細かい程、繊細な絵模様が描けます。観葉植物などで使われてい
  るカラーサンドは、結構粒子が荒いため絵を描くには無理がありますよ
  ね。そのため、模様中心かと…。
  カラーサンドは、通販などでたくさん見つかります。

② 道具
  どのような道具が必要でしょうか?
  *スプーン・・・大、小 砂を落として絵模様を描きます。
  *竹串・・・・・砂を寄せたり突っついて模様をコントロールします。
  *絵筆・・・・・???等など
道具はとても大事です。自分で使いやすいように細工したり工夫しましょう。

③ 容器
  透明な容器の中に絵模様が描かれていきます。
  透明な、グラス、ウヰスキーの空き瓶など

以上、準備でき次第「グラスサンドアート」を始められます。

作ってみました!

グラスサンドアートってどんなの?
「色の付いた砂を積み重ねて、竹串で形を整えて、絵を描いていきます。」
と言っても、中々ピンとこないですよね!

そこで実演。
5才ぐらいのお子様でも作れるデザインを…。

お気づきですか?
カラーサンドは、グラスの壁に沿って落とされて、絵模様が描かれていきます。
容器の真ん中は砂が積み重なってきますから、外から中の様子は見えないですから。

だから、意識してグラスの壁に沿って砂を落として絵模様を描いていくわけです。
容器の中心部は、「捨て砂」をして埋めていきます。
きれいなカラーサンドが少しの量で絵を描くことが出来るわけです。

グラスサンドアート

「グラスサンドアート」って、ご存じですか?

「グラスサンドアート」は、透明な容器の中で色のついた砂、カラーサンドを積み重ねて、絵や模様を描くサンドアートのことです。

海外では口の小さいボトルの中に絵や模様を描いていますが、その技術はとてもまねの出来るものではありません。
好奇心の強い私は、「自分でも作ってみたい!」 という気持ちを抑えきれず、どうしたらいいか考えました。

日本では口の広いグラスが安く手に入ることに気づき、そして絵を描く道具も身近にある「スプーン」を用いました。

最後に、なぜ「sand bottle」でなくて、「グラスサンドアート」なのか?
といいますと、口の細い飲み物の瓶、薬の小瓶などに作品を作る技術もなく、
身近にある口の広いグラス(コップ)が作品を作りやすかったからです。

ボトルではなくて、グラスだったから「グラスサンドアート」となったわけです。