Sand Picture

カラフルな色砂を使って描く「グラスサンドアート」と対照的な作品。
「白と黒」比重のちがう2種類の砂を使い、特殊な液体の中で落ちてくる砂が、幻想的な世界を描いてくれる作品です。

数秒で終わる世界。
数時間かかって描かれる世界。

その時々ちがう表情を見せてくれます。
この幻想的な作品を使った動画です。あなたの好みに合えば良いですね。

この作品は、オーストリアの「 Klaus Boesch(クラウス・ベッシュ)さん」が、考案されてから35年はたっていると思います。ロングセラーの作品ですね。

「白い砂、黒い砂」の比重。そして、2枚のガラスの空間。液体の品質等々・・・。
とても工夫された作品です。

グラスサンドアート・オンライン体験教室

「グラスサンドアート・オンライン教室」を開始して約4年になります。
対面でも難しいのにオンラインで体験教室が出来るのかとても不安な気持ちで、手探りの状態でスタートしました。私も不慣れ、ましてやユーザーの皆様からすると慣れない環境での体験だからもっと不安があったのではないかと思います。

ZOOMを使ったオンラインなのですが、ZOOMの使い方がよくわからない等でトラブルも……。
そんな中、なんとか要領もつかめて少しづつですが、オンラインでの体験教室も軌道に乗りつつあるようです。

現在、「HISオンライン体験教室」、「ルクミー体験パーク」へ登録、活動させて頂いています。

自宅にいながら、沖縄とつながりるグラスサンドアートの体験。しっかりとフォロー致します。たくさんのお友達と出会えるのを楽しみにしています。

ルクミー体験パークでのオンライン体験の紹介ビデオです。

グラスサンドアートの世界-応用編-

砂をどのように動かしたら形が出来るのか考えながら描く”グラスサンドアート”。
描く方法はひとつではありません。色々工夫してみましょう。

砂を積み重ねて描くだけではなく、砂を押し込んで描く、砂を寄せて描くなど、色々工夫をして形を作っていきます。
その方法はひとつだけではなくて、いくつもの枝があります。自分に合った方法を探してみましょう。
今回の動画は、虹、カモメ、猫、キリン、もみの木、垣根(柵)、椰子の木、イルカ など。

スプーンの使い方

グラスサンドアートで使用する主な道具のひとつにスプーンがあります。
容器の大きさに合わせて、使用するスプーンの大きさも使い分けます。

このスプーンの使い方はとても重要です。
普通、グラスの中で砂を落とす場合、スプーンを傾けて砂をこぼすような感じになると思います。しかしこれではだめなのです。
なぜだめなのか?

絵模様はグラスの壁に沿って描かれていきます。だからできるだけ壁に沿って砂を落とす必要があります。
スプーンを傾けて砂を落とすと、自分の思っている場所に旨く落ちてくれません。
又、落とす砂の量を調整できません。

それではどのようにして砂を落とすといいの?
グラスの壁にドアをノックするようにスプーンをぶつけて砂を落としていきます。
壁にぶつけることで、砂は壁に沿って落ちていきます。砂の量も調整しやすくなります。

虹を描く

今回は虹にチャレンジ。
虹なんて簡単!…?

まず「虹」を描く順序。
好きな色を5色選んでください。
白も、黒もOK!あなたの好きな色を5色ね。
何でその色なの !?は関係なし。
重なる色の順序がとても大事。

さぁ、準備が整ったら重ねてみよう!
あれぇ、どうやって虹のアーチにするの?
って、行き詰まりました。

そのままでは平らな場所に砂が重なるだけできれいな虹になりません。
どうしたらいいでしょうか?

簡単そうで割とむつかしい…。のが、「虹」です。
何が難しいの?
まず虹を作る場合、虹に使う砂を5色選びます。
「?…、何で5色なの?」
「虹は7色だよ!」って、お子様に言われます。

でもでも、5色しか使いません。と言うより、5色が限界に近い?
色を重ねていきますと崖崩れみたいに、グラスの中央に砂が流れてしまいます。
その限界が5色ですね。砂の粒子にもよりますが、5色以上の積み重ねはとても難しくなるということです。

まず、虹の土台になる山を作ります。
その山に沿って好きな色を重ねていくわけです。
砂の厚みが大事。砂を落とすとき砂の量が少なすぎると一番下の色は、砂の重みで消えてしまいます。砂の量が多すぎると不細工な虹になります。
適量の砂を落とすことが虹を描くポイントになります。

つかみ所のない説明で…。

-Luna-「Love forever」

“「Luna」はラテン語で、『満月』の意味。描いてみたいと思った容器の形がこのような丸い形で、その中に満月を描いた時からこの作品のタイトルは『Luna』しかないと思いました。”

ガラスの表面がザラザラしてすりガラス状態。
容器の厚みが10mm程と薄いため、作品制作には扱いにくい容器。

表、裏、両面に絵を描くから容器が薄いと砂が裏側に流れてしまいます。そのため両面を並行して作業を進める必要があります。両面の絵のイメージを切り替えながら砂を重ねていくわけです。おまけにガラス面がザラザラしているため絵模様のラインが見ずらく、光の反射で色の区別がしにくい。そのため、10mm砂を積み上げるのに1時間もかかってしまいます。

使用したカラーサンドも、「群青、黒、紫」など暗い色がメインのため、色の境目がわかりづらく一苦労した作品です。

それでも我慢の連続で、1日3時間の作業時間 × 14日で完成です。
ガラスの表面がザラザラの磨りガラスのため、角度によって作品に奥行きが出て満足いくものになりました。作品の中のお月様、星、水しぶきなどの白い砂に蓄光顔料を混ぜた砂を使用。そのため、明るいところで光を吸収。暗くなると発光してとても幻想的になります。

雲を描く

今回は、グラスサンドアートで最も難しい「雲」の描き方です。

簡単そうな「雲」。左上の写真のような「きんとん雲(悟空が乗っているような)」は、割と簡単に描けます。
ところが右上の写真のような「入道雲」は難易度マックスです。
体験教室で一番リクエストの多いのが、「入道雲を描きたい。」です。
沖縄の夏を描くのには欠かせないですね。
でもね…、「無理!」。

指先の感覚はとても繊細に。絵を描く数時間前は重たいものを持ちたくないですね。「雲」を描く道具は、ピアノ線の細いもの。砂の抵抗に負けて、「しなる、そして砂をはじく」感じの細さがいいですね。

「雲」を描くには、大胆に、そして繊細にピアノ線で砂を動かすことで、雲のふんわり、もこもこ感をだします。思うような形になるまで何度も、何度も砂を動かします。でも、それもほどほどに…。(触りすぎるほどに崩れていくから。)
「砂の一粒」が形を変化させてしまいます。

初心者に教えるとき、毎日4,5時間、3週間程「入道雲」だけの練習をします。
それで、どうにか使えるような雲が描けます。
それでも満足のいく雲ではありません。
私にとって、「雲」は絵を描く中で、いちばん楽しくて、難しくて、永遠のテーマーです。

地域共通クーポン使えます

10月1日(木)からGo To トラベルキャンペーンで旅行代金が最大半額に!旅行代金の最大15%相当額が商品券として付与される「地域共通クーポン」の配布が始まります。

グラスサンドアート体験教室が「地域共通クーポン取扱店舗」の登録承認されました。

登録店舗:「マハイナ オキナワンヴィレッジインフォメーション」内の、「グラスサンドアート体験教室」です。
美ら海水族館近くの施設です。

ご利用可能なクーポンは、「紙クーポン、電子クーポン」共に、ご利用頂けます。


沖縄旅行の思い出作りに、大切な人への手作り作品のプレゼントにお勧め体験です。

場所:マハイナ オキナワンヴィレッジインフォメーション

  • 受付時間 :9時~15時(ご予約制)
  • 体験時間 :1セット60分以内
  • 体験料金 :1名様:2,000円(消費税別)
  • 対象年齢 :4歳以上
  • メニュー :基本的デザイン3種類(作品は当日お持ち帰りになれます)
  • 前日18時までにご予約ください。
  • 地域共通クーポン(紙クーポン・電子クーポン)
  • 他、現金のみの取り扱いとなります。

描きたいものを描けない!

いざグラスサンドアートを始めたけど、平面に描く絵模様のように自由に描くことが出来ない。
それもそのはず、さらさらの砂を容器の内壁に沿って、糊も使わず積み重ねて描くわけだから、上手く描けないのは当たり前ですよね。

だから、面白くない? 面白い? 

グラスサンドアートは、考えることから始まります。
勿論、どんなアートも考えることから始めるんだけれど…。
その考えることの一歩踏み込んだ考えることからなんです。

例えば、「水平線の向こうに島が見え、椰子の木があり、夕日が島影に沈む」、こんな風景を描きたい。
画用紙にクレヨンで、色鉛筆で、絵の具で描くにはそれほど難しいことではないかもしれません。

でも、この作品をグラスサンドアートで描くには、難しい箇所が2カ所あります。
???

砂は一カ所に落とすと山が出来ます。だから島を描くことはそれほど難しいことではありませんよね。海の模様も砂を色違いに重ねていくと模様になります。空の夕焼け模様も砂の積み重ねです。それほど難しいことではありません。

それでは太陽の丸はどうでしょう? 椰子の木の縦の線はどうでしょう?
どのようにして太陽の「丸」を作りますか? 「椰子の木」の縦の線は?
難しいですね! 考えますね~。

砂は一カ所に落とすと山になります。△ですよね。
丸くはなってくれません。そこで初めて道具に頼るわけです。考えるわけです。
椰子の木も同様、考えないと縦の線は生まれません。

グラスサンドアートに使用する道具の中に、「竹串」がありましたね。
この竹串がとても重要な役割を果たします。作品作りの要は「竹串」なのです。
下の動画をご覧いただけたら「竹串」の使い方をご理解できるかと思います。

ビーチグラス

ビーチで珊瑚の欠片を探していると、「ビーチガラス」も同時に採取してしまいます。
「なにかを作る」と、いうこともなく、手が出てしまいます。
いつの間にか結構な量に…。

サンゴの欠片でランプシェードを制作していたこともあり、このビーチガラスを使ってランプシェードができないか…?

ひらめきました!
ステンドグラスだ!
ひとかけらのビーチガラスをコパテープで縁取りして、その上を鉛(半田)でコーティング。気の遠くなるような工程を繰り返すこと、数百個?(チョット大げさかな?)

この欠片をボール状につなぎ合わせ完成!
ステンドガラスのような上品さはないけれど…、灯りが入るととても味のある暖かい灯りをともします。