美ら海の世界-Week 1-

制作開始1週間。
制作状況報告です。
1日平均の魚は約30匹。
作業時間は3時間。

「もっと働け!」と、言われそう。
細かい模様を入れる作業と、魚の形を整えるのに、「目がしょぼしょぼ」の状態です。
集中力が切れてしまい、いい加減になるのでこれが限界かな?

魚の流れや、位置取りも考えすぎないように、砂の流れで焦らずです。
先はながいな~

美ら海の世界-Challenge-

はじめの一歩(匹)
まずは精神統一の「フエフキヤッッコダイ」

久しぶりに大きな容器への制作。
容器サイズ:400 × 200 × 80 mm

完成するまで何日かかるのか想像もつかない大きさです。
90日を目標に焦らず、コツコツ進めていきましょう。

優しい光の差し込む海の中に息吹く生命の数々。
スキューバダイビングすら体験のない私が描く美ら海の世界は、とても自由です。
あなたの想像の世界を膨らませてください。

全体を青色で描いていきます。
青はゆったり流れる波のような穏やかさを心にもたらしてくれます。
地球や空、海の青のように、全てがひとつになったような心地よさを与えてくれる色です。

1匹1匹の魚の模様入れにとても手がかかる作品です。
まずは、はじめの一匹です。

生まれ変わります。

2013年の作品。
作品サイズ:400 × 200 × 80 mm

当時はとてもよく出来たと自画自賛でした。
イルカたちの表情、イルカのライン形は問題ないと今も思います。
が…。

空の表現が残念すぎる…。
眺めているととてお恥ずかしくなってきます。
ただ星が散らばっているだけの単純な空、無駄な空間。

夕べ、夢を見てしまいました。
「作り直せ!」

作品に感謝しつつ、今日解体しました。
描かれているデザインは、約10mm程の厚みで積み重ねて描かれていきます。
イルカさんに感謝しながら…。

次の作品のイメージも夢の中で構想が出来て…。
近いうちにスタートしたいと思います。

美ら島の風景 Ⅳ -iejima-

沖縄本島北部、本部半島の北西に浮かぶ伊江島(いえじま)。
美ら海水族館の正面から見える、とんがりぼうしの山がとても印象的な、のどかな島です。

伊江島を題材に、これまで数え切れないほどの作品を作ってきました。
作るたびに新しいイメージが沸いてきて、実際の風景とかけ離れた作品まで…。

今回の作品は、先月から取り組んできた、「ポケットウイスキーボトル」の作品。
1個作ると満足しないのか何個か作ってしまいます。
今回も夕景込みで4個の作品が仕上がりました。

白い砂浜に打ち寄せる波、波打ち寄せぎわのラインはどれも良い感じに。
波の白い部分に、蓄光顔料を使用して夜光虫のイメージです。
暗闇で光ります。(ブラックライトを使用すると良い感じです。)

雲はそれぞれ違う仕上がりに。
意識しているわけではないのですが、砂の流れで同じにならないのが面白いですね。
虹は意識して少しずつ変えて作っています。
虹の両端にぼかしを入れて、雲に溶け込むように…とか。
今ひとつですね。

ヤシの木は意識して変化させました。
右端のくねった感じが私的には好きです。

※ 作品は完成後、特殊な接着剤で砂を固めているため、作品を逆さにしても砂が壊れることはありません。
※ 360度作品画像を見る>>> https://sandart-j.com/VR360/13/index.html
(画像をマウスで左右動かしてください。ブラックライト使用)。

VR360 QRコード
360度作品画像を見る

作品サイズ: W35×D80×H155 mm
重   量: 470g
制 作 時 間 :各ボトル 4時間 × 2日

美ら島の風景 Ⅲ -伊江島の夕景-

「ホテルオリオンモトブリゾート&スパ」から望む「伊江島の夕景」。
言葉を失うほどの美しさです。
数年前のイベントで、ひと月ほどお邪魔させて頂き、毎日眺めていました。
未だにまぶたに焼き付いています。

これまでイメージで描いていた夕景ではなく、「この色を描けないだろうか?」そんな思いが強くなり、新しいデザインが加わって、現在数種類の夕景を描き分けています。
その中のひとつの作品です。

白い砂浜に打ち寄せる波、透明な海を良い感じに描けました。
積乱雲のコントラストも良い感じに描けました。
描けば描くほど夢中になり面白い。
未だに発見のある、「海と雲」。

ビーチに這うように伸びる「ヤシの木」はイメージです。
流れるような木の変化も良い感じで描けたと、自画自賛です。

空になったポケットウイスキーのボトルに描きました。

※ 作品は完成後、特殊な接着剤で砂を固めているため、作品を逆さにしても砂が壊れることはありません。

作品サイズ: W35×D80×H155 mm
重   量: 470g
制 作 時 間 :8 時間(大半は海の模様に費やされました。)