“『Sand Painting, Sand Bottle』 GlassSandartの原点です。口の小さなボトルに描くには技術がなくて、口の広い「グラス」 に描くことから始めました。そして今、原点に戻ろうかと…。”
「グラスサンドアート」の原点は「Sand Bottle」といいます。
私がアメリカで入手した本によると、発祥はネイティブアメリカンが、白人の落とした薬の小瓶に、砂漠の色違いの砂を詰め込んで模様を描き、販売したことに始まります(諸説あります)。
数百年も前のことです。
その技術が、中南米、中近東に伝わります。極端な地域ですが共通点は砂漠地帯で、色のついた天然の鉱石(砂)が身近で手に入ったことかと思われます。そして昔から変わらないのは、飲み物の瓶、薬の小瓶を利用して、そのボトルの中で絵模様が描かれているということです。
「グラスサンドアート」は、透明な口の広いグラスの中でカラーサンドを積み重ねて、絵や模様を描くサンドアートのことで、「グラスサンドアート」という言葉は、私が作った造語です。
中南米、中近東の職人さんたちのような技術がなく、口の広いグラスだったら絵模様を描けるのではないか?
sandBottle より「グラスサンドアート」の方がなじむのでは?という思いで名付けました。
この「グラスサンドアート」と言う言葉が、一人歩きし出して、少しずつ世間に浸透し世の中に認知されてきていることがとても嬉しいです。
このアートに出会って40数年。
私なりに技術も向上して口の狭い、薬瓶、ウ#スキー瓶などにも作品を描けるようになってきました。
今後は、この口の狭い「薬瓶、ウ#スキー瓶など」を中心に作品作りを考えています。